将来なりたい職業

2月の確定申告時期、期間限定で、キッザニア甲子園に税理士のブースがありました。
キッザニアというのは子供が様々な職業の体験をすることができる施設で、非常に人気があります。

子供たちは税理士になってどんな体験ができるのかな?と
税理士としてちょっと心配しちゃいましたが、
依頼者であるデパートの利益や税金を計算したり、
依頼者を訪問して新規出店のアドバイスをしたりしたようです。

どんなところが良かった?との質問に
「デパートの人に喜んでもらえて嬉しかった」と答えている子がいて、
「お~それはおっちゃんと全く一緒やがな~」とちょっと感動しました(^^)

小学生に聞いた「将来なりたい職業」で上位に来るのは、
スポーツ選手、パティシエ、医師、看護師、教師、保育士、美容師、ユーチューバー、建築士など
実物やテレビ、動画等で特定のある人物を見て
「わ~この人すごいな~こんな風になりたいなあ」という
憧れの人物が存在する職業ではないかと思います。

将来税理士になりたいという小学生はなかなか存在しない気がしますが、
大人にとってはどうでしょうか。
税理士試験の受験者数は年々10%弱減少し続けています。
平成24年の受験者数は延べ9.5万人、
平成30年の受験者数は延べ5.8万人。

試験制度に問題があるとの指摘もありますが、
税理士という職業が魅力的であるのならば、
どんな試験でも乗り越えて税理士になってやる!と思うでしょう。

やはり税理士という職業に魅力を感じない、
その元になっているのは「この人みたいになりたい!」と思わせるような
税理士が少ないのかもしれませんね。

ぼくの最低限の目標は、娘に税理士になりたいと思ってもらうことです。
(ほんとうになって欲しいという意味ではない)
そう思わせるためには、憧れの存在にならないといけませんからね!

   

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