なんとなくサブ3.5を目指してから達成まで4年ほどかかりました。
まずは大きな流れを振り返ります。
サブ4からサブ3.5へと進むためには当然スピードを強化すべきだと思い
はじめはスピード練習ばかりやってみました。
すると1kmや5kmのタイムはすぐに改善されましたが、
フルマラソンでは後半バテバテになりタイムは以前とあまり変わりませんでした。
次は「そうか、やっぱりフルマラソンは長いんやからスピードではなくスタミナや!」
とゆっくり長く走る練習ばかりに変えてみました(極端ね)。
しかし、スピード重視の練習のときと同様に後半バテバテになり
タイムはやはり改善されませんでした。
これはスタミナが向上しなかったのではなく、
基礎スピードが落ちたためフルマラソンとしては少し無理をしたスピードで
前半を走らざるを得なくなったためだと考えられます。
結局、「やっぱりスピードもスタミナも両方必要や!」ということで、
速く短く走る練習、ゆっくり長く走る練習、疲労を抜くためのジョグとメリハリをつけて練習しました。
そしてようやくサブ3.5を達成することができました。
非常に大雑把に考えて、マラソンに必要な要素はスピードとスタミナとします。
私のイメージではサブ3.5に必要な走力がスピード5、スタミナ5だとすると、
サブ3.5を目指す前:スピード4、スタミナ4
スピード重視の練習時:スピード6、スタミナ4(スタミナが足りずバテた)
スタミナ重視の練習時:スピード4、スタミナ6(スピードが足りず無理してバテた)
どちらも強化した後:スピード5、スタミナ5(無理ないスピードで最後までもった)
こんな感じだったのではなかろうかと思っています。
合計が10でOKではなく、スピード5かつスタミナ5が最低条件なのだと思います。
YouTubeやブログを拝見していると、
中距離のタイムは私よりはるかに速いのにフルマラソンでは後半失速するという方がとても多いので、
おそらくスピード7、スタミナ3みたいな感じなのかなあと、今となっては思います。
(まあ私もそういう方々のスピード練習を見てかっこええなあとスピード重視から入ったのですが!)
これが正しいのかどうかは分かりませんが、
こんなことを考えながら試行錯誤を繰り返すのがマラソンの楽しみです。
1レースごとのタイムには成功も失敗もありますが、
長い目で見れば失敗はなくて、どれも成長するための良い経験です。
人生も同じように考えられるといいですね(^^)